2022年2月22日火曜日

「豆味噌」と「麦味噌」を仕込んで、麹仕事は一旦終了

今冬は、市販の味噌として米麹味噌に次いでポピュラーな「豆麹味噌」「麦麹味噌」も仕込んでみることにします。

麦麹味噌用に起こした麦麹。これは丸麦が原料です。きれいです。


豆麹味噌用の豆麹。仕込みに使う豆と同じ大豆です。これだけでも美味しいです。


豆味噌づくり

左から豆麹、塩、茹でて潰した大豆。これに、大豆を煮た時の汁を加えて寝かせます。
麦麹味噌については撮影しませんでしたが、同じような感じになります。
豆味噌は瓶に詰めました。


未踏の味覚への期待感

麹歩合を変えた米麹味噌、甘酒、塩麹床、三五八床、豆味噌、麦味噌、(まだありますが・・)いろいろ仕込んでさて、どうしようというのか?

米がたくさん採れる私達の地域では、米麹味噌が当たり前のように作られてきました。米麹製品もたくさんあります。
でもどうなんでしょう?これからの時代はそれにこだわらず新しい味を作っていけるはずです。

例えば、雪国の気候風土で熟成させた「越後八丁」はどうでしょう?
地元の名物野菜をベースにした「金山寺味噌」と白いご飯も妙高ならではで、楽しいのではないでしょうか。

新たな文化から新たなアイデンティティを。それによって、住み続けられる地域づくりが見えるやも知れませんね。

2022年2月14日月曜日

米の七変化 〜 麹をベースに甘酒、塩麹、三五八漬けの床へ

昨日、作りたての麹で、各種仕込みをしました。
砕米(さいまい・胴割米)を分けていただいたので、あくまでそれだけでいきます!

先ずは、甘酒

蒸した砕米に水を足し、お粥にしてから、麹を加え60℃☓8時間で糖化。
うるち米だけの甘酒なので甘みはスッキリ。一部加熱して保存します。甘酒は料理にも使えます。
レシピは小泉武夫さんを参考にしました。(ご飯450g、米麹150g、お湯1100cc)

+塩で塩麹(↓左上)

米麹1,800g、塩540g、水1,800cc を混ぜて瓶に入れました。一晩経ったら、それだけでも結構美味しいですが、かき混ぜながら1週間でさらに良い塩麹にしていきます。

作りたての麹がポイントかなぁ、今回は若い段階から調味料で楽しんでみようと思います。


ひと手間かけた三五八漬けの床づくり(↑下中央)

塩、米麹、ご飯を、3:5:8で「サゴハチ」ですが、その通りやるとかなり塩っぱいので、塩を減らしたレシピ(こちらも小泉さん)です。塩200g、米麹1kg、蒸米1,650g。
蒸米にしたのは、砕米は炊飯が難しいため。
水分は少ないと思いますが、それがまた好都合。

「ひと手間」と言ったのは、ただ混ぜるだけではなく、「糖化プロセス」を踏みます。
甘酒と一緒に作るのがポイントです。どうせ甘酒も60℃で糖化させるのですから・・

米麹と蒸米をよく混ぜ合わせた状態で、60℃☓8時間加熱します。(写真の状態、少しペタッとなりました)
ほんのり甘みが出てきます。仕上げに塩を混ぜてできあがり。

これで漬けた野菜はどんな味だろう?
想像しただけでも美味しさが浮かんできますね。

 

SDGsの「作る責任」

目標の12は「RESPONSIBLE CONSUMPTION & PRODUCTION」
直訳すると「責任ある消費と生産」です。

農家はお米を作って不要になったもの、例えば砕米とします。
胴割れした米が混ざっていると等級が下がる、という市場の仕組みです。
お米を炊いても胴割米が入っているとベタつきが出るので、より美味しいご飯を、となれば胴割米を除くことも大事なことです。

私達は、三五八漬けの素も買う、甘酒も買う、塩麹も買う。その一方で、砕米(胴割米)は活用されずに廃棄してしまう、もしそんな現状があるとしたら、非常にもったいないし、無駄な消費と生産をしているように思えませんか?

もちろん、砕米にしても取引市場はあるのかもしれません。でも、消費者によってきちんと評価されていれば、もう少し違った循環が生まれていても良さそうなものです。

コストと効率。分かってはいるけど、をなんとかしよう

「分かってはいるけど」、と目をつぶっていたのが昨日までだとしたら、「なんとか、ならないかなぁ」、と今日から半歩前へ歩き出すことが大事ではないでしょうか

2022年2月12日土曜日

砕米麹の完成、いわゆる「胴割米オンリー」で麹を作る

 胴割米、農家さんにすれば出来て欲しくない不良品かもしれませんが、そうもいかないようです。ご飯に炊いてもデンプンが出てしまい思わしくありません。

家畜や鳥の餌にする、畑の肥やしにする、利用方法はいろいろあるかもしれませんが、せっかくの農作物ですので美味しく食べる活かし方ができればいいなぁと思います。

砕米麹(さいまい・こうじ)への道

あえて砕いたわけではありません、あるかたから聞くと、昔は「りっせんした」と呼んだそうです。ふるった際にメッシュの下に落ちたものだけを集めたものです。
今回、知り合いの農家さんから、実験的に分けていただきました。

蒸し上がりです。

これは、生米の状態でふるって落ちた細かい糠です。

室入れ後24H、一回目の手入れの様子。麹菌は回りましたが、破精落ち(はぜおち)が全形の米よりも目立ちます。丁寧にほぐして再度室入れします。

翌日、出麹。表面に幾分の破精落ちはありますが、全体的には使える良い出来だと思います。



サスティナブルに

胴割米によって原材料費は下がるかもしれませんが、麹作りの特徴として、手間と観察や数回の手入れ、多少の設備や時間はかかります。
「捨ててしまうなら」と思えば、甘酒や漬け物、塩麹と思う存分使えるので収穫は大きいです。
「どのように循環させたらより幸せ?」そう考えると夢が広がりますね。

2022年2月5日土曜日

手作り味噌が「持続可能」の鍵!?フードマイレージ、オーガニックを学ぶ出前教室

おいしい味噌はどこにいった?

あせ水流して、耕した畑に種をまき、自分で収穫した野菜を食べる。都会の人達は、こんな体験が、なによりワクワクできて貴重な経験だと思っていることでしょう。田舎の農家にとっては、昔からそれが当たり前で特別なことではありません。(でした)

昔からの農村の暮らしかたは、見えないところで自分たちの健康や周囲の環境に優しかったり、地域の独自の文化を育てたり、安定的な経済や安全安心につながっていたように思います。
味噌作りはその最たるものだと思います。

畑や田んぼの土手に豆をまき、米で麹を作り、味噌を桶に仕込む。
それがいろいろな関わりのなかで行われていました。

自給自足的な農家は、「もっと合理的に、もっと楽に」ということで、工業的な資材や機械を取り入れるなどして人手に頼らず多収できるテクニックを身に着けました。一世帯の人数が減少した今では、「自分で作るより買ったほうが無駄も無いし、意外とおいしいじゃん!」。おおかたそんなところではありませんか。

町に何件もあった糀店(味噌屋)は激減し、自分の家で味噌を仕込むことは殆どありません。共同で仕込んだもの(仕込み味噌)を買って自宅で熟成する、などはあります。インターネットで手作り味噌のキットを購入する方もいます。

他方では、味噌は無くても困らない。味噌の味が分からない。そういった方も少なくはないようです。

グルメ番組やインスタ映えする料理など、正直言ってビジネスや情報に振り回される食生活が蔓延しています。自分の手で食べ物を作ることからかけ離れてしまい、「食べ物ってどうあるべき?」なんてことから、どんどん無関心になっていくことに大きな不安を抱いています。

和食が脚光を浴びたりしている昨今、私達にとって「ほんとうのおいしい味噌」っていったい何なんでしょう。


立春の味噌煮会

令和4年2月4日は立春です。暦の上では二十四節気の最初の節気、言ってみれば一年の始まりのような日に、市内の小学校で、学習の一貫で味噌煮を行いました。たまたまかもしれませんが記憶に残る良い日です。ちなみに「味噌煮」とは味噌の仕込みのことをこう呼んでいます。

「無農薬、無化学肥料、手作りの発酵調味料づくり」をテーマに

昨年の初夏より、地元に伝わる大豆(もち豆)を学校の畑に蒔き収穫したものを、地域の米で作った米麹で仕込んでいきます。(妙高市上小沢集落、無農薬・無化学肥料の千田さんの米で麹を作る)



20時間水に浸したもち豆。もち豆は大粒で緑がかり、帯が黒いのが特徴です

仕込みの様子

  • 10時に点火。浮いてきた泡をすくいます(左)
  • およそ2時間煮て柔らかくなった豆。食べてみて粒が残らず、ねっとりした感じまで煮ます。豆の緑色は黄色に変わり、湯は茶色でとろみが出て、豆の旨味が溶け出し甘い味がします。(右)

  • ザルで種水(茹で汁)を分け、豆を潰します。触感を体験するため機械は使わずに行いました(左)
  • 麹と塩を合わせたものと、冷ました豆をよく揉んで合わせます。種水も計量して混ぜます(右)

  • 味噌を玉にして詰めながら、しっかりと空気を抜きます。このあと重しを乗せて、発酵・熟成させます

SDGs、フードマイレージ、有機JAS(オーガニック)、麹歩合いろんなキーワードがあるぞ!

いっしょにこんなことを勉強しました

おしまいに、サスティナブル(持続可能)な暮らしに向けて味噌作りを

調理体験は一瞬で終わってしまい、食材のトレーサビリティや環境負荷のことまで実感できません。出来上がったものを試食するころには、視覚や味覚のほうに気持ちがいきます。
もちろん、全てが合わさって「おいしい」と思うのでしょうが、出来ればこのような体験を日常化して、自然体で感じるようにしていただきたいと思います。
必ずしも、いつも上手くできるとは限りませんし、そうした凹凸(おうとつ)こそ自然の証です。

手作り味噌を皮切りに

味噌は、発酵という、微生物と自然環境の力を借りた保存食でもあります。作物を貯蔵し、美味しく変化させ、身体に良い効果もあります。何より、大豆と米と塩以外に何も入っていないシンプルな食材なのに、味噌汁にしたり、料理に加えた時にびっくりするくらい美味しくなって、白いご飯とお味噌汁の「一汁一菜」や、おかずを加えた「一汁三菜」がこの上ないご馳走に感じるようになります。

味噌汁の出汁も、インスタントよりもできるだけ天然のものを使いたくなります。具も家庭菜園で採れた野菜や、顔の見える野菜を求めて食べたくなります。おかずもシンプルになります。味の濃い調味料で覆ったものは、白いご飯や香りの良い味噌汁に合わないのです。このように、手作り味噌というリーダーが他の仲間を引き寄せてくるような感覚です。

小さな発見が嬉しくなります

自分で味噌を仕込むようになると、時間がたった味噌の味の変化に敏感になります。塩辛さが抜け、色は濃くなりますが、微妙な酸味や渋みが出てきてこくのある味噌になっていきます。若い爽やかな香りの味噌、古い深い味わいの味噌、それぞれに合わせて料理を作るのも楽しいですし、仕込み材料の配合を変えたり、麹も自分で作りたくなります。

そうこうして、身の回りのものと春夏秋冬、大地、人や生き物の皆んながつながって巡っている地域の恩恵に、感動や感謝の気持ちがあふれてきます。
手作り味噌はそんな存在です。

2022年2月1日火曜日

「無農薬・無化学肥料の味噌」を仕込みました R4年2月1日寒仕込み

「おいしい」をもう一歩先まで!
味が良い、身体に害のあるものが入っていない、それに留まらない食体験を目指しています。

昨年(R3年)の6月18日に撒いたもち豆(妙高市新井南部地区で受け継がれた味噌用の豆)は、収穫後に殻をとって選別して、昨日水に浸し、本日8時に浸した水のまま火をつけました。
ごらんのように緑色をした大粒の大豆です。もち豆はへそが黒いのが特徴です。
 

1時間ほど煮た状態。水に溶け出した成分は甘く、色もつき始めました。あと1時間、潰してペースト状になるまで煮てザルにあけます。煮汁(あめ)はとっておきます

道具は殺菌して、細目のミンサーにかけ、雑菌を減らすように手早く冷やします。しっかりと潰してやることが大事です。

今回の麹は特別な材料を使いました。(妙高市上小沢産の千田さんのササニシキ)3日前に枯らしに入り、それから少しの間にさらにふっくら成長しています。緑色系の麹でたいへん状態が良いです。

塩は天然の海塩です。高級な塩というものにこだわりません。
令和4年の仕込み味噌は2種類の麹歩合(配合)で作りました。ここが工夫したポイントです(ページの末尾で解説します)

麹をほぐし、塩と混ぜ、潰した豆と混ぜます。取り置いたあめ(煮汁)を入れて丁寧に合わせて出来上がりです。

桶に詰める前の状態です。黒い粒がもち豆のへそになります。
空気をしっかりと抜いて夏を越して徐々に楽しみます。

2022年1月30日日曜日

妙高市上小沢集落、無農薬・無化学肥料の千田さんの米で麹を作る

毎年行う味噌作りですが、今年は無農薬・無化学肥料で行うことにしました。
豆は新井南部地区に伝わる「もち豆」を令和3年に有機で自家栽培したものです。

先ずは、米麹作り

材料は、妙高市上小沢産のササニシキ。生産者は千田真亮・亜矢子さんご夫婦が手作業で作っています。(「千田屋」ホームページ)

蒸す前日に研いで、一晩水に漬けます。

よく水をきってから蒸し器で蒸します。私は7.5kg(5升)を一度に仕込みます。


1時間30分、しっかり蒸し上げて広げ、30℃程度に冷ましたところで麹菌を振ります。今回の麹は、菱六もやしさん(京都)の緑系麹です。


種を付けてからしっかりまとめて、24時間で出麹(↓)、出来上がりとなります。

(途中を省いていますが、およそ30℃の室(むろ)に入れて一晩過ぎ、翌朝には米の温度が上昇(40℃近く)するので、一旦冷まし、またくるみ直して数時間→冷ます を合計3回繰り返します。最後は広げてじっくり仕上げていきます)


出来上がりです。

使うまで1週間、寒い部屋に保管します。


今回の流れ(温度はおよそです)

  • 洗米、浸水:1/26夕方
  • 蒸し:1/27 9:00
  • 室入れ(30℃):1/27 11:00
  • 手入れ1回目:1/28 12:00 品温40℃→30℃
  • 手入れ2回目:1/28 15:00 品温40℃→30℃
  • 手入れ3回目:1/28 18:00 品温40℃→30℃(ケースに10cm高さに広げる)
  • 枯らし(出麹):1/29 11:00


雑感

これまで白色系の麹を使っていましたが、緑色も大変よい出来です。ササニシキはパラッとしていて蒸してもべたつかず扱い易い代わりに、はぜの悪い粒が目立ったように思います。米のせいかは分かりません。緑色系は、味噌にはむいていると思います。味の出来が楽しみです。

2020年10月26日月曜日

ようやく完成!炊飯釜の初おろし。自然栽培米を炊きました

炊飯釜プロジェクトの一つのゴール。

無農薬無肥料の自然栽培米で炊いたご飯を炊きました。

水加減に苦労して、多少焦げ付きやすい感じがしましたが、ゆくゆく慣れていきたいと思います。

感想としては、先ず香りが良くて、ふっくらと米の味わいをじっくり堪能できるご飯に炊きあがりました。味やストーリー、能書きのようなものも大切だと思いますが、おいしく食べたくなる環境作りや、一緒に合わせる料理の気遣いがポイントだと思います。

今回は、うるおい弁当としてねおかんぱーにゅ南部のアート&カフェで販売しました。


おしながき(10月25日)

  • 土の炊飯釡で炊く自然栽培米
    ※自然栽培米は、原通産の無農薬&無肥料の環境に優しいお米です
  • サメとなめこの煮こごり
  • かぼちゃのサラダ
  • 牡蠣のマリネ
  • だし巻き玉子
  • もち豆の炊合せ
  • カジキのかんずり味噌煮
  • ほうれん草のゴマ和え
  • NPO みずほっとつるつるこんにゃく
  • サーモントラウトの酒粕漬け焼き
  • きのこのガーリックバターソテー
  • マコモタケの天ぷら(後出し)
  • ご飯のお供 (アサリとジャコのしぐれ煮、味噌昆布巻の油炒め...郷土食)
  • 果物
  • 味噌汁・香の物






2020年8月31日月曜日

土鍋の釉掛け ようやくここまでこぎつけた

コツコツと始めたプロジェクトですが、このままのんびりしてると新米のほうが先になってしまいそうです。

釉薬をかけてから2ヶ月も経ってしまい、そろそろ本焼きかと思っています。

#1 白米を美味しく食べる!炊飯釜プロジェクト〜釉がけ編


2020年5月17日日曜日

白米を美味しく食べるために土鍋はどうかな?ふと思った(2)

早速ろくろをひいてみるも意外に苦戦。
ろくろが久しぶりなのもありましたが、急熱急冷に耐えるために調合された鍋土はペタライトという成分が沢山含まれているためか、土に腰が無い。
そのため上に伸ばしていこうにもヘロヘロとなってしまうのです。
普通の土鍋なら広い方がいいのだろうけど、今回は炊飯釜なので、昔ながらの羽釜の内側をイメージすることにしています。

何とか形になりましたが、やってみると改善点がいろいろ見えてきますね。
今回は試作品なのでこれで良しとして、早く本焼して実際に白米を炊いてみたいと思います。




  • 設計図では直径23cm程度だったんですが、二人で食べて1食分ないし2食分として、1合から3合まで炊けるサイズをイメージしました。
    • 材料:鍋土(赤)、本体2kg、内蓋600g、外蓋700g
    • 素焼き前の直径:16.5cm(横広タイプ)15.5cm(縦長タイプ)
ところで、穴は開けませんでした。
普通鍋って開いてますよね。何となくですが、圧力をかけたいのに開いてると矛盾しませんか?それに昔の羽釜は蓋が重い木で穴などありません。もしかして吹きこぼれて大変なことになるのかも、と思いつつ、リスクを楽しんでみたいと思います。

それでは焼ける日をお楽しみに!

2020年5月15日金曜日

白米を美味しく食べるために土鍋はどうかな?ふと思った

昨日、コロナ(COVID-19)の新潟県の緊急事態宣言が解除されました。
久しぶりに(というか、解除されなくても久しぶりですが.. )活動を始めています。
計画なんて大仰にやり過ぎると失敗しますね。
今回もそうでした。

2020年、東京オリンピックとSDGs 等々、時代の変化に対応しようなどと大それた考えが甘かった、というよりむしろ記念すべきスタートと思いたいです。

ということで、小さくコツコツと始めます。

近ごろ、「お米をもっと美味しく食べたい」と思います。
自粛生活で毎回の食事を作るようになり、「手前味噌の味噌汁と副菜を用意して、白いご飯」がひとつの定番になりました。

食して思うのは、十分美味しいご飯なんだけど、「もっと自然に・暮らし的に食べたい」という欲求です。
昔は、糠釜(ぬかがま)と言って、籾殻(もみがら)を燃料にした全自動な炊飯器があって、それを使ってご飯を炊くのが、家の子どもの役割だったと言います。

現代は農家でもなければ籾殻が普通にあるはずもないし、大人数で一度に米を何升も炊く必要もない。
但しどうなんでしょう、ある程度一度に炊いて昔のように電子ジャーで保温し、一日かけて食べるというよりは、小分けにして冷凍しておくとか、そんなほうが経済的で時短、美味しく白米を食べられるのではないでしょうかね?

ワーケーションというのが流行ります。自宅勤務も一般的になるでしょう。
多くの方に好まれるかは分かりませんが、「会社へ出勤」という機会が減り、生活の中に一定のサイクルが、自分の意思で確保できるようになるとしたら・・健康のためにも「食事」が重要な時間になり、出汁をとるとか、ご飯を炊くとかいう家事が案外普通にやれるようになるかもしれません。
暮らしのサイクルに食事を作る時間がある。しかも手作りであれば、私はそんな生活が農的だなぁと感じます。

無理しないで、あるものを自然に受け入れて、そしてまた仕事にストレスを感じ無いような暮らし方。難しく考えずに、やってみたいですね。

話を戻しますが、高額で、きっと少量の米でも物凄く美味しく食べれる炊飯器がありますね。私は手を出していませんが。これからの暮らしのなかで美味しい白米って、もう少し違うような気がしてます。
そこで、土鍋を思い付きました。
さっそく土を探したら、友人からもらった鍋土(なべつち)発見。

作るしかないなー。
陶芸の本をめくってみたら土鍋じゃなくて、炊飯釜なんですね。
おー、確かに鍋物の土鍋とは違う。

ちょっと作ってみよう。


(陶芸の本より・・土鍋で炊くご飯は、ふっくらとして本当に美味しい。さらに寸胴で、二重蓋にすることにより、対流が起きて圧力がかかり、申し分無い炊き上がりになる。)

圧力がポイントだとは思っていたけど、二重にするとはね。恥ずかしながら知らなかった。

2020年2月6日木曜日

「わくわくベジバーガー」で 身体にも環境にもやさしく


わくわくベジバーガー

みんなが食べて「わくわく」する
身体にも環境にも「やさしい」
そんなハンバーガーを思いっきり食べてみたい
そんな想いからうまれた料理です

パンは天然酵母を使ってハンバーガーらしく
ふわっと
ハンバーガーのメインは車麩!
具材は野菜と野沢菜漬け!
マヨネーズはお豆腐で!
そんな面白いハンバーガー

妙高、上越にはスーパーに行くと車麩の種類が沢山あります。車麩はぬるま湯でもどして味をつけるだけ、ほとんど手間が要りません。
普段煮物にしか使わない方も衣をつけて揚げるだけでとってもボリューミーな一品になります。

そんな車麩カツに合うお豆腐のマヨネーズ。
カロリーも少なくアレルギーの方も安心。

他の具材は大根と人参をなます風に。
そしてアクセントとして野沢菜漬けを。

最近では冬に自家製の漬け物も食べきれないからと作らなくなった方も多いと思いますが、もっといろんな形で利用して欲しいと思い、今回具材にチョイスしました。


畑のポタージュ

ハンバーガーとセットの「畑のポタージュ」
大洞原の石がゴロゴロ、茅があちこちに。。
そんな畑で、耕されず、肥料も農薬ももらえず、芽かきもされずたくましく育ったアンデスイモ。
それを玉ねぎと豆乳でポタージュにしました。

トッピングには普段は廃棄してしまうじゃがいもの皮をカリカリに揚げました。
これも自然栽培だからこそ美味しく皮まで頂けます。
(畑料理 杉山 知子)


お料理の提供について
このお料理は、2020年 2月2日(日)にねおかんぱーにゅ南部(新潟県妙高市楡島128)で行われた、やきものサロンのランチで販売いたしました。

2020年1月13日月曜日

うるおい弁当 〜大地がうるおう、身心がうるおう、地域がうるおう

うるおい弁当で「皆んなが潤う食を」


皆んなが潤うって・・?


大地がうるおう=環境にやさしい、いきものにやさしい
身心がうるおう=健康でほっとできる、好奇心をくすぐる
地域がうるおう=地域経済の手助けをする。地域コミュニティの活性化に役立つ

うるおい弁当の特徴


  • 健康一番
  • 食べる人作る人、地域のつながりを大切にする
  • 捨てるものを減らす、環境に優しい材料を使う

うるおい弁当のシェア


うるおい弁当は食べる人も作り手。レビューやシェアをお願いします。
(「#welleating」や「#うるおい弁当」 のハッシュタグを付けて)

本日のうるおい弁当のメニュー(2020.1.11 ねおかんぱーにゅ南部)





  • 鮫の煮こごり(つくりかた「わがやの味」へ)
    • 郷土料理の煮こごり。モウカザメの皮を煮るとゼラチン質で固まります。出しで煮込み、えのき茸をたくさん入れて食べやすくアレンジしています。
  • 鰊の昆布巻(つくりかた「わがやの味」へ※リンク先は新巻鮭のあらの昆布巻です)
    • 最近の身欠きにしんはソフトタイプが多いのですが、本乾きの鰊を使いました。
  • 人参の白和え(つくりかた「わがやの味」へ)
    • 今回はオニグルミではなく、練りごまを使いました。
  • こんにゃく酢味噌(つくりかた「わがやの味」へ)
  • 煮しめ(炊合せ)
    • 車麩(長岡の本宮製)、里芋(地元産)、京人参、干し椎茸、スナップエンドウを薄味の天然だしで炊きました。
  • だし巻き卵
    • (卵4個、天然だし80cc、酒大さじ1、砂糖大さじ1、塩小さじ1/2)
  • 海老のテリーヌ
    • むきえび、生クリームをたっぷり
  • 地鶏のアヒージョ
    • 平飼いの鶏(写真)です。皮が固かったのでオリーブオイルとガーリックで煮込みました。
  • 真鱈の糀漬け焼
    • 近所の鮎正宗酒造の酒粕です。
  • ごぼうの肉詰め
    • 脂多めの豚ひき肉に多めのつなぎ、生姜風味。甘しょっぱい濃い味の醤油で煮ました。
  • りんご
  • ささげ豆ごはん
    • 地元産のささげ豆の塩豆を炊いたご飯(大濁産)に混ぜました。
  • 銀葉藻の味噌汁
  • 香の物、金山寺味噌
    • 蕪の自家製梅干し和え、自家製の金山寺味噌(2015年に大豆、麦の麹を起こして仕込んだもの…麹の写真)


評価の参考資料
  • 目視によるカロリー計算‥700~800kcalくらい(ごはんの量や調理につかう砂糖・油の量で変わる)
  • 見た目での栄養バランスについては、全てをお弁当箱に入れたときに、大体の占める割合が 主食:副食が6:4(野菜が肉魚の2~3倍)がその1食で見たときにバランスが良いとする目安ではないか。
  • 一汁三菜がバランスをとりやすく発酵調味料もとれる献立。汁物がついているのは良い◎
  • 彩りがよければ、その分野菜が充実していると考えられるので、ミネラルビタミンのバランスもとれていそうかなと見れる。
  • 厚生労働省が出している食事バランスガイドが、栄養バランスを見るときの一般的な指数化の参考になる。(ただし、今の段階で最新のものが2010年の食事摂取基準を参考に作られている。今後、2020年度になり変更がないとも言えない)
  • 健康影響の指数‥糖尿病や血糖値を気にする人向けになら、糖質の量など
  • 環境影響の指数‥廃棄率、地元産、かつ、出来るだけ自然な栽培方法・成育方法にこだわった食材を扱うよであれば、フードマイレージや、バーチャルウォーターのレベルなど


最近の記事

「SDGsで御用納め」Lunch of the future!!