2020年5月17日日曜日

白米を美味しく食べるために土鍋はどうかな?ふと思った(2)

早速ろくろをひいてみるも意外に苦戦。
ろくろが久しぶりなのもありましたが、急熱急冷に耐えるために調合された鍋土はペタライトという成分が沢山含まれているためか、土に腰が無い。
そのため上に伸ばしていこうにもヘロヘロとなってしまうのです。
普通の土鍋なら広い方がいいのだろうけど、今回は炊飯釜なので、昔ながらの羽釜の内側をイメージすることにしています。

何とか形になりましたが、やってみると改善点がいろいろ見えてきますね。
今回は試作品なのでこれで良しとして、早く本焼して実際に白米を炊いてみたいと思います。




  • 設計図では直径23cm程度だったんですが、二人で食べて1食分ないし2食分として、1合から3合まで炊けるサイズをイメージしました。
    • 材料:鍋土(赤)、本体2kg、内蓋600g、外蓋700g
    • 素焼き前の直径:16.5cm(横広タイプ)15.5cm(縦長タイプ)
ところで、穴は開けませんでした。
普通鍋って開いてますよね。何となくですが、圧力をかけたいのに開いてると矛盾しませんか?それに昔の羽釜は蓋が重い木で穴などありません。もしかして吹きこぼれて大変なことになるのかも、と思いつつ、リスクを楽しんでみたいと思います。

それでは焼ける日をお楽しみに!

2020年5月15日金曜日

白米を美味しく食べるために土鍋はどうかな?ふと思った

昨日、コロナ(COVID-19)の新潟県の緊急事態宣言が解除されました。
久しぶりに(というか、解除されなくても久しぶりですが.. )活動を始めています。
計画なんて大仰にやり過ぎると失敗しますね。
今回もそうでした。

2020年、東京オリンピックとSDGs 等々、時代の変化に対応しようなどと大それた考えが甘かった、というよりむしろ記念すべきスタートと思いたいです。

ということで、小さくコツコツと始めます。

近ごろ、「お米をもっと美味しく食べたい」と思います。
自粛生活で毎回の食事を作るようになり、「手前味噌の味噌汁と副菜を用意して、白いご飯」がひとつの定番になりました。

食して思うのは、十分美味しいご飯なんだけど、「もっと自然に・暮らし的に食べたい」という欲求です。
昔は、糠釜(ぬかがま)と言って、籾殻(もみがら)を燃料にした全自動な炊飯器があって、それを使ってご飯を炊くのが、家の子どもの役割だったと言います。

現代は農家でもなければ籾殻が普通にあるはずもないし、大人数で一度に米を何升も炊く必要もない。
但しどうなんでしょう、ある程度一度に炊いて昔のように電子ジャーで保温し、一日かけて食べるというよりは、小分けにして冷凍しておくとか、そんなほうが経済的で時短、美味しく白米を食べられるのではないでしょうかね?

ワーケーションというのが流行ります。自宅勤務も一般的になるでしょう。
多くの方に好まれるかは分かりませんが、「会社へ出勤」という機会が減り、生活の中に一定のサイクルが、自分の意思で確保できるようになるとしたら・・健康のためにも「食事」が重要な時間になり、出汁をとるとか、ご飯を炊くとかいう家事が案外普通にやれるようになるかもしれません。
暮らしのサイクルに食事を作る時間がある。しかも手作りであれば、私はそんな生活が農的だなぁと感じます。

無理しないで、あるものを自然に受け入れて、そしてまた仕事にストレスを感じ無いような暮らし方。難しく考えずに、やってみたいですね。

話を戻しますが、高額で、きっと少量の米でも物凄く美味しく食べれる炊飯器がありますね。私は手を出していませんが。これからの暮らしのなかで美味しい白米って、もう少し違うような気がしてます。
そこで、土鍋を思い付きました。
さっそく土を探したら、友人からもらった鍋土(なべつち)発見。

作るしかないなー。
陶芸の本をめくってみたら土鍋じゃなくて、炊飯釜なんですね。
おー、確かに鍋物の土鍋とは違う。

ちょっと作ってみよう。


(陶芸の本より・・土鍋で炊くご飯は、ふっくらとして本当に美味しい。さらに寸胴で、二重蓋にすることにより、対流が起きて圧力がかかり、申し分無い炊き上がりになる。)

圧力がポイントだとは思っていたけど、二重にするとはね。恥ずかしながら知らなかった。

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