昨日、作りたての麹で、各種仕込みをしました。
砕米(さいまい・胴割米)を分けていただいたので、あくまでそれだけでいきます!
先ずは、甘酒
+塩で塩麹(↓左上)
米麹1,800g、塩540g、水1,800cc を混ぜて瓶に入れました。一晩経ったら、それだけでも結構美味しいですが、かき混ぜながら1週間でさらに良い塩麹にしていきます。
作りたての麹がポイントかなぁ、今回は若い段階から調味料で楽しんでみようと思います。
ひと手間かけた三五八漬けの床づくり(↑下中央)
塩、米麹、ご飯を、3:5:8で「サゴハチ」ですが、その通りやるとかなり塩っぱいので、塩を減らしたレシピ(こちらも小泉さん)です。塩200g、米麹1kg、蒸米1,650g。
蒸米にしたのは、砕米は炊飯が難しいため。
水分は少ないと思いますが、それがまた好都合。
これで漬けた野菜はどんな味だろう?
想像しただけでも美味しさが浮かんできますね。
SDGsの「作る責任」
目標の12は「RESPONSIBLE CONSUMPTION & PRODUCTION」
直訳すると「責任ある消費と生産」です。
農家はお米を作って不要になったもの、例えば砕米とします。
胴割れした米が混ざっていると等級が下がる、という市場の仕組みです。
お米を炊いても胴割米が入っているとベタつきが出るので、より美味しいご飯を、となれば胴割米を除くことも大事なことです。
私達は、三五八漬けの素も買う、甘酒も買う、塩麹も買う。その一方で、砕米(胴割米)は活用されずに廃棄してしまう、もしそんな現状があるとしたら、非常にもったいないし、無駄な消費と生産をしているように思えませんか?
もちろん、砕米にしても取引市場はあるのかもしれません。でも、消費者によってきちんと評価されていれば、もう少し違った循環が生まれていても良さそうなものです。
コストと効率。分かってはいるけど、をなんとかしよう
「分かってはいるけど」、と目をつぶっていたのが昨日までだとしたら、「なんとか、ならないかなぁ」、と今日から半歩前へ歩き出すことが大事ではないでしょうか