2022年4月19日火曜日

4月16日 もぐさ観音の季節のお弁当


もぐさ観音ともぐさ料理


もぐさ観音は、妙高市下平丸に祀られた観音様で毎年4月18日頃に、地域の方によってお祭りが行われます。慧慈(えじ・朝鮮の僧侶)が聖徳太子に授けたとの言い伝えがあるもので、美しい顔立ちをしています。
お祭りには、もぐさ入りの、のし餅を供えたという資料もありますが、現在はいろいろと変化しているようです。

もぐさ観音の詳細については、こちらをごらんください。→「もぐさ観音(妙高市下平丸)/村ん衆

「もぐさ」とはよもぎのことですが、当地のお年寄りはよもぎと呼ばず、一般に「もぐさ」といいます。
もぐさはお灸の原料でもあり、病気で苦しむ人を救ってくれる観音様とも言われているように、よもぎは繊維質のため、お腹の調子を整えてくれデトックス効果に優れています。
2022年は雪が多く、もぐさを採る時期には少し早かったので、昨年保存しておいたよもぎを使って、白玉のもぐさだんごを添えてみました。(↑箱中央)

他に、「もぐさのシフォンケーキ 小豆クリーム」も用意しました。妙高市は笹団子が名物ですので、近くにある笹と、よもぎと小豆餡は常備しています。
もぐさのシフォンケーキは、笹団子を思い出すようなよもぎの存在感が楽しめます。
 

もぐさは小豆と良く合いますね。

身近な材料でお料理しましょう

もぐさは毎年春に採取して、冷凍保存するようにしています。採取〜加工、保存のしかたなどご参考にしてください。また、食品流通に関連して、環境問題等にも触れています。

よもぎの加工・保存のしかたはこちら↓


小豆餡も自分でおいしく煮るコツがあります。畑があれば小豆を作ることからできますね。
小豆の煮方を動画でご紹介します。



2022年4月4日月曜日

4月3日 春の節句のお弁当


春の節句のお料理

春の節句(4月3日)は、お花見の季節ですが、上越の観桜会の桜もまだつぼみです。
その昔、この日は、子どもたちが山や、雪どけの早い小川の土手で遊んだそうです。
大きい子どもが主となって、みそ汁や雑煮を作るという「野遊び」の日でした。
また、嫁さんの里帰りには、紅白のひし餅を手土産に持たせたという歴史が残っています。
(参考)村ん衆「村の歳時記」4月 

そんな春をイメージしたお料理です。季節の海の幸と、手作りの麹や鬼胡桃など、手作りの材料を使いました。

最近の記事

「SDGsで御用納め」Lunch of the future!!