もぐさ観音ともぐさ料理
もぐさ観音は、妙高市下平丸に祀られた観音様で毎年4月18日頃に、地域の方によってお祭りが行われます。慧慈(えじ・朝鮮の僧侶)が聖徳太子に授けたとの言い伝えがあるもので、美しい顔立ちをしています。
お祭りには、もぐさ入りの、のし餅を供えたという資料もありますが、現在はいろいろと変化しているようです。
もぐさ観音の詳細については、こちらをごらんください。→「もぐさ観音(妙高市下平丸)/村ん衆」
「もぐさ」とはよもぎのことですが、当地のお年寄りはよもぎと呼ばず、一般に「もぐさ」といいます。
もぐさはお灸の原料でもあり、病気で苦しむ人を救ってくれる観音様とも言われているように、よもぎは繊維質のため、お腹の調子を整えてくれデトックス効果に優れています。
2022年は雪が多く、もぐさを採る時期には少し早かったので、昨年保存しておいたよもぎを使って、白玉のもぐさだんごを添えてみました。(↑箱中央)
他に、「もぐさのシフォンケーキ 小豆クリーム」も用意しました。妙高市は笹団子が名物ですので、近くにある笹と、よもぎと小豆餡は常備しています。
もぐさのシフォンケーキは、笹団子を思い出すようなよもぎの存在感が楽しめます。
もぐさは毎年春に採取して、冷凍保存するようにしています。採取〜加工、保存のしかたなどご参考にしてください。また、食品流通に関連して、環境問題等にも触れています。
よもぎの加工・保存のしかたはこちら↓
小豆餡も自分でおいしく煮るコツがあります。畑があれば小豆を作ることからできますね。
小豆の煮方を動画でご紹介します。